2018年4月より2年間、大阪母子医療センターの小児外科にレジデントとして留学する機会を頂きました。
大阪母子医療センターは、全国で最も早く設立された周産期センター・小児医療センターで、小児病棟と参加病棟を合わせて設置病床は375床あり、小児外科はレジデントを含め8人が在籍し年間500件前後の手術を行っています。
大阪母子医療センター小児外科は、臼井規朗先生が診療局長をされていることもあり横隔膜ヘルニアの症例が年間10件前後あります。
私も勤務初日に出生した横隔膜ヘルニアの患児を担当させて頂き、その2日後に根治術を執刀させて頂くことができました。
稀な症例を執刀する機会を頂いただけでなく、高名な先生方に臨床はもちろん臨床研究の計画や論文作成をご指導頂くことができ、充実した2年間を送ることができました。
最後になりましたが、留学するきっかけを下さった福井県立病院の石川先生、また、快く送り出していただいた福井県立病院の橋爪先生、道傳先生、前田先生、金沢大学附属病院の木村先生には大変お世話になりました。
この場を借りて、感謝を申し上げます。